荒鷲少年隊(3)

荒鷲少年隊の最初の任務は、敵の弾薬庫となっている島「ゴルゴンの首」への攻撃。
それまでの日本軍の攻撃作戦もことごとく失敗している、それは難攻不落の島だった。
健たちはなんとか上陸に成功したものの、作戦成功のためなら味方をも見殺しにする隊長に徐々に不信感を募らせてゆく。
ブンヤを人質に取られ、ピンチに陥った健たちだが、「トロイの木馬」作戦で敵に奇襲攻撃を仕掛ける!!週に7日はサッカーのことを考えている「蹴球七日」のサッカーバカ・英順(はなぶさじゅん)。
仕事に消極的な日ごろの勤務態度がたたって鹿児島の山奥、移動は馬で会社は農家の庭先というさんざんな所に左遷されてしまった。
意気消沈する英だったが、ひょんなことから地元高校サッカー部のコーチを引き受けることに。
村で唯一の美人ともお近づきになれるチャンスと言われればがぜんやる気も出るわけで……。
山奥の弱小会社・柄巣(がらす)商事の社長になった英は、社のPRのためサッカー部を設立。
練習用のグラウンドを確保できたと思ったら、隣の上の滝村の村長が村境を侵していると難癖を付けてきた! そこで土地問題を賭けてのサッカー試合が決定。
香港からプロ選手を呼び寄せた上の滝村チームを見た英は、勝つためにはこれしかないと、なんと五百年前の古代ルールで試合をしようと申し出た!!試合に負け、土地と営業所を取り上げられてしまった柄巣商事。
英は、敗因のひとつに、上の滝村に雇われていた怪しげな魔術使いの女の存在を挙げ、女を誘拐し、ツキを呼び込もうとする。
はたして、女は幸運の女神か疫病神か!? 女を手に入れた途端、突然の豪雨に見舞われ、柄巣商事の藁葺き社屋と商品もろとも、英と女は濁流に飲み込まれてしまった――!!サッカーをモチーフにした下着を売るため催した大々的なショーを見事成功させた英だったが、何者かが柄巣商事に放火。
すべては水の泡と消えてしまった……。
警察に、生命保険で会社の借金をカバーしていたこととヤクザのオトモダチがいることがばれ、英は一転追われる立場に。
逃げるようにして東京へ戻ると、融資をしてくれるというスポンサーの会長相手に接待サッカーをしろと命じられた英は……?続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60013931