[コミック雑誌版]ピクニック

“天下分け目の大決戦! しかし、戦国の世を遊ぶ村の衆はしたたかで…”――東軍西軍合わせて20万の大軍が激突する関が原の戦いを観るため、多数の者が集まって物見遊山に出掛けた。
武士が命を賭ける戦いを見て、百姓たちは賭けをしたり、好みの男を物色したり…と気楽なものである。
鎧兜に具足をつけた侍に憧れるのは、少女たちだけではないようで。
痛い目にあった伍平と茂助は…?“九頭竜をなのる売薬の行商人、買厄も商うという闇夜の旅路”――九頭竜は買厄を請け負いながら自分を探す旅を続けている。
というのも彼は皆殺しにされた村ただ一人の生き残りだったのだ。
自分が何者かを知る手掛かりは、惨殺された母親が握っていたという煙草入れだけ。
その前金物には立派な九頭の竜の細工が施されていた。
ある時、自分の身体と引き換えに薬を売って欲しいと言う娘が現れ…。
衝撃的な事実を知った九頭竜。
謎はさらに深まり…。
切ない恋、天使とのやさしい時間、神様からのプレゼント…木漏れ陽のようなやさしいお話をちょっと覗いてみませんか。
全6話を収録した遠野一実の珠玉の短編集!恋に堕ちた時は炎の中、それでもこの恋をおそれない。
父と敵対するアラブ人たちに誘拐されたダイアン。
ラシュダニ族のシーク、カリムは彼女を救出するために敵陣に乗り込んだ。
無事ダイアンを助け出したが、追っ手の襲撃を受け、二人は灼熱の砂漠をあてもなくさまようことに…。
食料も水も底をついた夜、ダイアンは生涯最後になるかもしれない夜をカリムに捧げた。
彼は砂漠のライオン、過酷なこの土地で最高に光り輝くライオンの王。
ギリシアの史家で「歴史の父」と呼ばれ、ヘロドトスの史書は、本来ギリシア語で「探求」を意味するヒストリエと題され、物語風に書かれたという点でも後世に大きな影響を与えた。
読みやすさで定評のある労作。
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