八代集(2)

『古今集』から『新古今集』までの8つの勅撰和歌集。
平安朝文学の精粋として、古来、日本文学の規範とされてきた。
江戸時代の木版本を底本に、勅撰集相互、説話、歴史物語、歌学・歌論への引用を注記。
第2巻は、『拾遺和歌集』『後拾遺和歌集』。
木・火・土・金・水の五行の混乱によって天変地異がおこり、人間に譴告が与えられる。
中国古代の五行的世界像を縦横に解釈した本書は、漢人の思想と精神の淵源を示して興味ぶかい。
画家で蘭学好きのおもしろ人間司馬江漢がのこした、江戸後期の日本体験記。
長崎出島への潜入、生月島の捕鯨見聞、道中庶民との交流など、愉快で皮肉で赤裸々なワンダーフォーゲルぶりを全挿絵とともに翻刻。
江戸中期、大坂の医師寺島良安が中国・明の王圻(おうき)の『三才図会』にならって編んだ、わが国初の図入り百科事典の口語訳。
天文、地理から動植物、人事まで、類書を博引傍証して解説する。
第5巻は、巻二十三から巻三十六まで、漁猟具・百工具・容飾具・服玩具・絹布衣服類・庖厨具・家飾具・車駕類・船橋類・農具類・女工具。
南宋の詩人陸游が、故郷浙江省紹興県の山陰から四川省奉節県のき州(きしゅう)へ赴任するときの長江船旅日記。
名勝旧跡や季節の風物、人びとの営みを、豊かな学識と温かい眼で描く。
そのとき詠まれた詩を注で補った。
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